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ナパバレーのテロワールについて

ナパバレーのテロワールについて

ナパヴァレー・アメリカぶどう栽培地域(AVA)

下記はナパヴァレー・ヴィントナーズより引用

南北に30マイル(約50キロ)、東西に数マイル(約8キロ)の広さしかないにもかかわらず、多様な微小気候とぶどう栽培に適した土壌に恵まれたナパヴァレーでは、質の高いさまざまな品種のワイン用ぶどうが栽培されています。この小さな地域で造られるカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、ピノ・ノワール、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、ジンファンデル、カベルネ・フランなどのワインは世界的にも高く評価されています。

小さな場所でありながら高い評価

類まれなる景観美を誇るナパヴァレーは、アメリカで初めて農業保護用地として認められた場所でもあります。地域主導の積極的な環境保護活動によって、将来の世代までワイン造りの環境が守られています。収穫量ではカリフォルニアで収穫されるワイン用ぶどう全体の4%にしかすぎませんが、ナパヴァレーのワインは少ない生産量でも高いステータスを誇ります。ナパヴァレーは1981年にカリフォルニア州よってアメリカ初のアメリカぶどう栽培地域(AVA )指定されました。

世界にわずか2%しか存在しないからりとした地中海性気候の土地。この好条件に恵まれたナパヴァレーは、世界屈指の銘醸ワイン産地として極めて質の高いワインを毎年安定して生産しています。その独特な地質の成り立ちにより、ナパヴァレーの微小気候や天候や地形は驚くほどの多様性に富み、世界的にも最も多くの種類の土壌が見られる場所の1つでもあります。その結果、ナパヴァレーでは多くの種類の高品質なワイン用ぶどうが作られています

ワインの名産地としてして世界的な名声を誇るナパヴァレーですが、面積では世界でももっとも小さな部類に入り、その作付面積はボルドーのたったの6分の1しかありません。ナパヴァレーではほぼすべてのワイナリー(95%)が家族経営です。ナパヴァレーでは高品質・少量生産のぶどう造りが確立されており、そのぶどうを使って熟練のワインメーカーが造るワインは高評価を博しています。

土地とコミュニティーを守る

ナパヴァレーは「グリーン」や「持続可能性」といった言葉が一般的になるはるか前の1968年にアメリカで最初の農業用保護地として認定され、今やどのワイン産地よりも土地利用と環境に関する包括的厳密な規制が敷かれています。地域住民一人ひとりの生活の質を守るため、ナパヴァレー・ヴィントナーズは地域の人々の健康のため、子供たちのため、住宅支援のために活動する非営利団体に、資金集めを目的として毎年開催されている「オークション・ナパヴァレー」を通じ、今まで1.7億ドル以上を寄付してきました。

ナパヴァレー・ロックス:概要

ナパヴァレー・ロックスは、ワイン産地としてのナパヴァレーとそのワイン産業を紹介したビデオです。ナパヴァレーと世界のワイン産地の違いを学びましょう。ナパヴァレー・ロックスのビデオシリーズはこちらからご覧いただけます。

アペレーション

1981年にナパヴァレーがカリフォルニアで最初のAVAに認定されたことは、専門家が認めています。

ナパヴァレーでワイン造りが始まった初期の頃には、それぞれの畑の土壌や気候条件に最も適したぶどう品種を育てるという概念がほとんどありませんでした。そのため隣り合う畑ではまるでパッチワークのようにさまざまなぶどう品種が植えられていました。ナパヴァレーの名が広まるにつれ、ワインの造り手たちは世界の名だたる産地のワインとナパヴァレーのワインを区別して違いを打ち出したいと考えるようになり、協力してワインを販売することにしました。

今では土壌とぶどうの樹の関係について理解が進み、ナパヴァレーの多様な土壌、気候、地形条件によってヴァレーの中でも地域ごとに特徴的なワインを造れることがわかっています。

こうした多様性を背景に、ナパヴァレーのワインの造り手とぶどう栽培農家は行政に対し、ナパヴァレーをさらに細かいぶどう栽培地域に区分けして地域別に名前を付けるよう要望しました。これがアメリカ政府公認葡萄栽培地域、通称 AVA(American Viticultural Areas)です。

実際にはナパヴァレー自体がAVAで、1981年にAVAとして認定されました。ナパヴァレーはカリフォルニアでは初の、アメリカでは2番目のAVAです。ナパヴァレーAVAはさらに以下16のAVAに分かれています:アトラス・ピーク、カリストガ、チャイルス・ヴァレー・ディストリクト、クームスヴィル、ダイアモンド・マウンテン・ディストリクト、ハウエル・マウンテン、ロス・カーネロス、マウント・ヴィーダー、オーク・ノール・ディストリクト・オブ・ナパ・ヴァレー、オークヴィル、ラザフォード、セント・ヘレナ、スプリング・マウンテン・ディストリクト、スタッグス・リープ・ディストリクト、ヨーントヴィル、ワイルド・ホース・ヴァレー。

アトラス・ピーク

  • 気候: 冷涼で山の影響を受ける。夏はナパヴァレーの谷床平地と比べて5~8℃ほど低い。降霧線より高い場所では夏場に32 ℃を超えることは稀で、夜間との気温差が小さい。
  • 海抜: 232m~792m
  • 降雨量: 960mm(年間)
  • 土壌 : 火山性。赤色の玄武岩が多く、表土は浅い。保水力が乏しいため灌漑は必須。
  • 主な栽培品種とその特徴: カベルネ・ソーヴィニヨン:明るいベリーやチェリー系の果実。スタッグス・リープ地区のワインよりも酸味がある。シャルドネ:キレが良く香りが高い。花や洋ナシ、ミネラルのニュアンスがある。美しい酸味が得られる。

カリストガ

  • 気候: 時期により暖かかったり暑かったりする。夏場は日中の最高気温が38℃を超えることもある一方で、午後から夕方には太平洋のチョーク・ヒル・ギャップから涼しい風が吹き込み、6℃にまで落ち込む。
  • 海抜: 92m~370m
  • 降雨量: 965mm~1,500mm(年間)
  • 土壌: ほぼ完全に火山性。山腹斜面は岩石の多いローム層、扇状地は砂利や小石の混じったローム層、ヴァレーの中心部は粘土やシルトを主体とする土壌。
  • 主な栽培品種とその特徴: カベルネ・ソーヴィニヨン、ジンファンデル、シラー、プチ・シラー

チャイルス・ヴァレー・ディストリクト

  • 気候: 夏の日中は 28.8~31℃とかなり暖かいが、海抜と夏の夜霧の影響で夜はかなり冷え込み10℃を下回る。冬と春は寒く、さらに強風に見舞われるためオークヴィルなどの谷床平地よりも収穫は遅い。
  • 海抜: 182m~366m
  • 降雨量: 880mm(年間)
  • 土壌: 谷床平地は海洋の土壌を起源とするシルトと粘土で構成され、主に肥沃な沖積土。山腹斜面は、や肥沃度が弱まり、粘土質ロームや石の混ざった粘土が多い。海洋の土壌を起源とする土が多いが、火山性土壌も散在する。
  • 主な栽培品種とその特徴: カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、カベルネ・フラン、ジンファンデル:カベルネは酸味があり、タンニンと骨格がしっかりしている。チェリーやブラックベリーの風味が豊か。メルローは一般に生き生きとしたブラックチェリーの風味があり、カカオのニュアンスが印象的。

クームスヴィル

  • 気候: サンパブロ湾に隣接していることから天候は穏やかで、盛夏には日中の平均最高気温が他の地区と比べて5℃も下回ることもある。気温の上昇も他の地域と比べると緩やか。
  • 海抜:30m~305m
  • 降雨量: 25 inches (65 cm) annually
  • 土壌: 主に風化火山岩と地域を囲むヴァカ山脈からの風化堆積物。
  • 主な栽培品種とその特徴: 山腹斜面は主にカベルネ・ソーヴィニヨン。海抜の低い涼しい場所ではメルロー、シャルドネ、シラー、ピノ・ノワール。

ダイアモンド・マウンテン・ディストリクト

  • 気候: 地形と標高の関係で気候は穏やかで、谷床平地よりも最高気温は低く、最低気温は高い。成育期の気温は10 ℃から32 ℃。
  • 海抜: 130m~530m
  • 降雨量: 1,350mm (年間)
  • 土壌: 隆起した土壌は火山性で、色は赤く非常にキメが細かく砂のような土が多い。風化した堆積土と火山性土壌。
  • 主な栽培品種とその特徴: カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン:硬くしまった構成。若いワインはリッチでタンニンがしっかりしていて、ブラックカシス、ミネラル、スギの風味が感じられる。谷床平地や堆積段丘のワインよりもしなやかさや肉づきは得られないが、熟成のポテンシャルは大きい。

ハウエル・マウンテン

  • 気候: ヴァレーの東側に位置し、降霧線よりも高い場所にあるため、他の地区よりも温かく乾燥していて日照時間が長い。海の影響をほとんど受けない。
  • 海抜: 427m ~792m
  • 降雨量: 1,250mm(年間)
  • 土壌: 主に火山性土壌で表土が浅く痩せている。水はけが良く肥沃度は低い。
  • 主な栽培品種とその特徴: カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、ジンファンデル:パワーに溢れ、筋肉質。ブラックベリー、カシスの風味に豊かなタンニンが得られる。酸がしっかりとしていて、熟成のポテンシャルも高い。
    シャルドネ、ヴィオニエ‐果実味の豊かな谷床平地のワインに比べると引き締まっていて、柑橘系やストーンフルーツ(プラムなど大きな種のある果物)の風味が出る。

ロス・カーネロス

  • 気候: 冷涼で、サンパブロ湾からの海風と西のぺタルマ・ギャップからの風が吹きぬける。夏でも最高気温が27 ℃を超えることは稀で、日中と夜間の気温差はあまり大きくない。
  • 海抜: 0m~213m
  • 降雨量: ナパヴァレーでは最も少なく年間100mmに満たない。
  • 土壌: 粘土が多く全体的に表土はとても浅い。北に行くにつれてローム土、特に山腹斜面の沖積土が多くなる。堅い粘土の岩盤があることからぶどうの根が深く伸びることが難しく、そのために収量が少ない。
  • 主な栽培品種とその特徴:シャルドネ:ミネラル感のある洋ナシやリンゴ、スパイスの風味。
    メルロー‐しっかりとした骨格、ややハーブを感じる。タンニンは柔らかく、しなやかな構成。
    ピノ・ノワール‐熟したチェリーにシナモンのスパイス味、土系のニュアンス。

マウント・ヴィーダー

  • 気候: 冷涼から温暖。ぶどう畑のほとんどは降霧線より高い位置にあり、谷床平地と比べると夜は暖かくて日中は涼しく、昼夜の気温差が小さい。真夏の最高気温は通常 29℃ぐらい。
  • 海抜: 152m~792m
  • 降雨量: 875mm(年間)
  • 土壌:: 太古の海底が隆起した堆積土。表土が浅く全体的に水はけは良い。土の酸度が高く肥沃度は低い。土質は砂または砂混じりのローム土。
  • 主な栽培品種とその特徴:マウント・ヴィーダー産のワインは長期熟成型として知られる。
    カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、ジンファンデル:収量が少なく、赤品種は、タンニンがしっかりしている。野生のベリー系のアロマが出やすく、リッチでパワフルな風味。シャルドネ:ミネラル感があり、リンゴに加えて柑橘系の風味。酸味がしっかりしている。

オーク・ノール・ディストリクト・オブ・ ナパ・ヴァレー

  • 気候: 温暖から冷涼。海風と霧が昼前まで残ることもある。夕方前に風が吹くことが多いため、ヴァレーの北部よりやや涼しい。真夏の最高気温は 33℃まで上がることもあるが、夜には10℃前後まで下がる。
  • 海抜: 0m~244m
  • 降雨量: 900mm(年間)
  • 土壌: ドライ・クリークにより形成されたナパヴァレー最大の扇状地がこの地区の最も大きな特徴。北西部は小石混じりの火山性土壌で、南部、東部は、小石の混ざったシルト(粘土)質ローム土。
  • 主な栽培品種とその特徴:メルロー、シャルドネ、カベルネ・ソーヴィニヨン、ソーヴィニヨン・ブラン、リースリング。メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン:やや涼しい気候下で成育期間が長いことの恩恵を受けるが、収穫量は他の地区よりも少ない。ボルドースタイルの赤ワインによく見られるカシス、タバコ、スパイスが感じられ、エレガントなスタイル。
    シャルドネ:切れがよくミネラル感がある。リンゴの印象が美しく、上品な酸とトロピカルな果実を感じる。

オークヴィル

  • 気候: 温暖で、真夏の気温はよく34~35.5℃まで上がる。夜間と早朝に発生する霧の影響を強く受け、酸味のしっかりした果実ができる。オークヴィル地区の東側は午後の暖かい日差しを浴びる。
  • 海抜:  40m~305m
  • 降雨量:  875mm(年間)
  • 土壌:: 西側は小石の混ざった堆積ローム土で東へ行くほど火山性の重い土へと変わる。肥沃度は低~普通。表土はかなりの深さがあり保水力は平均的。
  • 主な栽培品種とその特徴: カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、メルロー:熟したカシスやミントの風味が出る。しっかりとした構成とリッチな味わいは、豊かな果実味によって和らげられる。
    ソーヴィニヨン・ブラン:フルボディでふくよか。

ラザフォード

  • 気候: 適度に温暖。若干朝霧の影響を受ける。西側の堆積段丘は夕方の西日があまり当たらず、さらに午後に海から流れ込む海風のためにやや涼しい。(オークヴィルやスタッグス・リープ地区よりは平均的に暖かい。)夏の最高気温は通常 34~35.5℃で、夜間との気温差が激しい。
  • 海抜: 47m~152m
  • 降雨量: 950mm(年間)
  • 土壌: 西側の堆積段丘は小石や砂の多い堆積土と沖積土。保水力があり肥沃度は普通。東側は火山性土壌が多く、表土は適度に深くてより肥沃。
  • 主な栽培品種とその特徴: カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、カベルネ・フラン、ジンファンデル‐かなり凝縮されたチェリー、ミネラル、土を思わせるアロマ。豊かな風味は熟したカシスが感じられしっかりした骨格にしなやかなタンニンが特徴。長期熟成型のワイン。ソーヴィニヨン・ブランの栽培も行われている。

スプリング・マウンテン・ディストリクト

  • 気候: 海抜や方角により冷涼から温暖。ほとんどの畑は降霧線より高い場所に位置し、谷床平地に比べると夜は暖かく日中は涼しい。真夏の最高気温は通常29℃に達する。
  • 海抜: 183m~792m.
  • 降雨量: 1,250mm(年間)
  • 土壌: 主に堆積土で風化した砂岩・シェール(頁岩)、ローム土に覆われ、砕けやすい土質。水はけは極めて良く肥沃度は低い。
  • 主な栽培品種とその特徴: カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、メルロー、ジンファンデル:パワーに溢れしっかりとした構成。ブラックベリーやカシスの風味が出やすくタンニンも豊か。すばらしい酸が得られるため熟成のポテンシャルを持つ。 シャルドネ:谷床平地のワインほどフルーティではないが、むしろ柑橘系やストーンフルーツ(プラムなど大きな種のある果物)のニュアンスがあり骨格のしっかりとしたワインが多い。

セント・ヘレナ

  • 気候: 西側の山に守られて霧や涼風の影響が薄れるため温暖。ヴァレーの北部は細く狭まり山腹斜面からの熱の照り返しがある。真夏の最高気温は35~37℃に達することが多い。
  • 海抜: 46m~145m
  • 降雨量: 950mm ~1,010mm(年間)
  • 土壌: 南と西の境界は小石や粘土の多い堆積土が主で、肥沃度は低く保水力は並。北と東へ行くほど火山性の土壌が多くなり、表土は深くなり肥沃度が増す。
  • 主な栽培品種とその特徴:カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、メルロー:深みのある熟した果実はジャムを思わせることが多い。しっかりとしたタンニンの構成と酸味はセラーでの長期保管に適している。カシスとブラックフルーツの香り。
    シラー:果肉を思わせる凝縮感。しなやかでやや土っぽさを感じる。
    ジンファンデル:ブラックベリーの風味が強く構成がすばらしい。ソーヴィニヨン・ブラン:フレッシュで早熟。パッションフルーツやレモンの風味。切れ味がありフレッシュでも「青臭さ」がない。

スタッグス・リープ・ディストリクト

  • 気候: 適度に温暖で、午後に海から吹く風が、スタッグス・リープの岩肌の放射熱や、周囲の山腹斜面の照り返しによって温められた空気を冷ますエアコンの役割を果たす。真夏の最高気温は37.7 ℃に達することもあるが、通常は34~36℃。
  • 海抜: 0m~123m
  • 降雨量: 750mm(年間)
  • 土壌: 平坦地は火山性で小石の混ざったローム土。山腹斜面は岩が多い。堅い粘土の岩盤があるため肥沃度は低~普通。
  • 主な栽培品種とその特徴: カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー:ベルベットのような華やかな感触に、上質なチェリーの香りと赤いベリー系の風味が柔らかなタンニンに支えられている。
    ソーヴィニヨン・ブラン:まろやかで熟した果実。すばらしい柑橘系とリンゴの風味。

ワイルド・ホース・ヴァレー

  • 気候: 高い海抜と近接するサンパブロ湾の影響により、ナパヴァレーの栽培地域の中で最も気温が低い。カーネロスを通過した空気の温度は、ワイルド・ホース・ヴァレーに上がってくるまでにさらに5℃下がる。
  • 海抜: 259m~650m
  • 降雨量: 940mm(年間)
  • 土壌: 火山性。玄武岩が多く、表土の浅い赤土に覆われる。保水力が乏しいために灌漑は必須。
  • 主な栽培品種とその特徴:ピノ・ノワール:明るいベリーやチェリー系の果実。素晴らしい酸味。
    シャルドネ:引き締まったスタイルで花や洋ナシ、ミネラルのニュアンスがある。美しい酸味が得られる。

ヨーントヴィル

  • 気候: 温暖で、海からの涼しい風と霧の影響で夏の午前中は涼しく、午後はサンパブロ湾から吹く強い風によりヴァレーの北部と比べると過ごしやすい。真夏の最高温度は33℃まで上がることもあるが、夜間との気温差は大きく13℃もの開きがある。
  • 海抜: 6m~61m
  • 降雨量: 800mm(年間)
  • 土壌: 主に小石の混ざった粘土質ローム土。堆積土であるが、石の混ざった沖積土は肥沃度もほどほどにある。
  • 主な栽培品種とその特徴: カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー:ヨントヴィルは、熟した果実とスミレのアロマが印象的なカベルネ・ソーヴィニヨンとメルローで知られる。リッチなワインであるが、しなやかな風味としっかりとしたタンニンを備える。
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